舞鶴旧鎮守府水道施設
   国指定重要文化財に


 国の文化審議会は10月17日の開催の同審議会において、舞鶴旧鎮守府水道施設の重要文化財の新指定について答申しました。

名称 舞鶴旧鎮守府水道施設
桂貯水堰堤ほか※
棟数 1構
所在地 舞鶴市大字北吸小字大杉、同大字与保呂小字桂及び古小字岸谷
所有者 舞鶴市
特徴 (3)歴史的価値の高いもの
建設年代 明治33年(1900)〜大正10年(1921)
特徴 明治30年代の、旧海軍による最古の本格的水道施設
備考 桂貯水池堰堤
京都府指定 平成13.3.23指定
   
桂貯水池施設 桂取水堰堤、桂量水堰堤、与保呂川支流砂防堰堤及び同堰堤下流の連絡井、水道敷地。
岸谷川貯水池施設 旧岸谷川上流本流取水堰堤、旧岸谷川上流支流取水堰堤、旧接合井、旧岸谷川上流支流砂防堰堤、岸谷川下流取水堰堤、取水塔、取水隧道、放水路及び敷地。
旧北吸浄水場施設 旧北吸浄水場第1配水池、同第2配水池、量水井、門柱、石垣、排水井、石垣及び敷地
 

解説

舞鶴旧鎮守府水道施設(舞鶴市)
 年代 桂貯水池施設    明治33年(1900)、明治38年(1905)増設
     岸谷川貯水池施設 明治38年(1905)、大正10年(1921)増設
     旧北吸浄水場施設 明治34年(1901)

 舞鶴旧鎮守府水道施設は、明治時代、軍港都市を建設する中で、艦艇補給用水の確保を目的として建設された上水道施設である。旧海軍の建設による最古の本格的水道施設であるばかりでなく、わが国最古の越流式水道堰堤をはじめとし、技術の時代的特色がよく表れた多様な堰堤遺構群がまとめて残る水道施設として、水道技術史上価値が高い。また、配水施設、砂防施設、石垣、境界等の附属施設は、近代水道システムの構成を知る上で重要である。

桂取水堰堤
旧岸谷川上流本流取水堰堤
岸谷川下流取水堰堤・放水路
旧北吸配水池第2配水池
旧北吸配水池第1配水池