黒部ダム見学会に参加して 大滝紀夫

 赤煉瓦倶楽部舞鶴の有志20名が、関西電力舞鶴支店のご好意により、11月15日(土)、16日(日)に黒部ダム見学会に参加しました。
 途中、富山県入善町にある「下山芸術の森発電所美術館」を見学しました。この建物は、赤煉瓦で造られた発電所を再利用したミュージアムで、国の有形文化財に登録されており、あまり手を入れず、地域の人々の芸術の発表の場として活用されており、北吸赤煉瓦倉庫群の活用例の一つとして大変参考になるものでした。夕食後は、この赤煉瓦について意見交換し大いに盛り上がりました。

下山芸術の森発電所美術館


 翌日は、黒部ダムへ向かいました。この黒部ダムを初めとする立山黒部アルペンルートの大部分は、「中部山岳国立公園」に属しており、自然にやさしい電気トンネルトロ−リーバスで扇沢に入山し、職員専用トロッコで地下にある第四発電所に着きました。
 この発電所が地下に造られたのは、国立公園内であるため自然景観への配慮、頻発する雪崩など厳しい自然条件から設備を守るためであり、発電所のほか変電所等もある世界にも例のない完全地下式発電所となっています。

黒部ダム

 黒部ダムはあいにくの雨でしたが、素晴らしい景色を楽しみながら、紅白歌合戦で有名になった中島みゆき「地上の星」の撮影場所となった地下トンネルや黒部川電気記念館など各所を見学。自然保護の大切さと景観に対する配慮に感心させられました。関西電力兜葬゚営業所長をはじめお世話になった皆様にメンバー一同深く感謝しております。