近代化遺産等活用研究会報告 上谷有紀


 今年5月に研究会が発足し、赤煉瓦倶楽部から、ということで、私も研究会に参加させていただきましたので、ご報告いたします。
 研究会では、市域全体に点在する歴史文化遺産を、どうまちづくりに生かすのか、考えてきました。10月までの短い間に、一般市民参加のワークショップを2回、それを受けての研究会5回を経て、このたび、新聞紙上でもご存知のように市長への提言提出をもって、無事研究会は解散しました。
 これまで本当に様々な意見が交わされてきました。特にワークショップに参加の皆さんの意見には、それぞれが心から舞鶴を愛し、我がまちのことをよく考えておられると感激しました。
 提言では、舞鶴をひとつの大学キャンパスにたとえ、お互いに教え、学びあう場としてまちづくりを進めていこうと言っています。その推進のために3本の柱が設けられていますが、赤煉瓦倶楽部に関連するところでは、その中の「赤れんが活動まちづくり構想」です。これは、赤煉瓦倉庫周辺を民間活力の場・市民文化を創造する場・先人の知恵を継承する場として、また景観を生かした文化ゾーンとして活用に結びつけようというものです。赤煉瓦に関する知識や遺産について、市民みんなが勉強しようという「赤れんが学」の創設も謳っています。
 いずれにせよ、この提言を受けて市民と行政の二人三脚でまちづくりを進めるためには、これを引っ張っていく推進委員会(団体)が必要となります。これまでの活動や経験を生かして、我々赤煉瓦倶楽部に大きな期待がかけられていると思います。また今後、倶楽部として更に大きく活躍できる機会となると思います。