赤煉瓦ネットワーク・大阪市中央公会堂視察会
 2月10日、アバウトBBさんが参加された赤煉瓦ネットワークの視察にについて報告いただきました。どうもお疲れ様でした。
大阪市中央公会堂(大阪市北区中ノ島)
 故 岩本栄之助氏の私財寄付により1918年(大正7年)に竣工した中央公会堂は、当時第一級の建築家による指名懸賞競技設計により工学士 岡田信一郎氏の案が1等となり、この案をもとに、辰野金吾・片岡安の両氏の実施案により建築され、大阪の文化・社会活動のシンボル的存在といえる。
 現在、大阪市の保存・再生工事が1999年3月に起工し、2002年秋完成を目指し、免震装置設置工事、構造躯体耐震補強工事、内装修復・改修工事等が進められています。
 工事中の現場を視察しましたので、その免震装置をご覧ください。
 公会堂では、保存・再生募金を竣工まで行っていますので、ぜひご協力ください。
お問い合わせは−−−−−
大阪市教育委員会社会教育課 tel 06-6208-9159

旧西田三郎商店(大阪市中央区北浜)
 本年3月に取り壊しが決まり、保存を望む声が強くなっているが、取り壊し方針の変更は無い模様である。設計者、建築年等不明な点が解明されないまま現在に至っているのも、大阪近辺の学者の怠慢なのではと思うが、いまさらどうしようもない。右側の、独立した煉瓦の建物は、北浜レトロビルヂングで国の登録有形文化財に登録されている。アンティーク商品とティールームが人気を博している。隣のグローバリーが無くなれば北浜株屋街の面影が消えるのが残念と、ご主人は心配顔でした。大阪の皆さん保存に立ち上がってください。
情報の連絡先−−−
  柴田さん tel 0722-36-3357 まで

日本基督教団大阪教会(大阪市西区江戸堀1-23-17)
 1874年(明治7年)アメリカの宣教師ゴルゴンによって創立された日本プロテスタント教会の中で最も長い歴史を持つ教会の一つ。
 1922年(大正2年)、近江兄弟社の創立者で熱心なクリスチャン、アメリカ人建築家W.Mヴォーリズの設計で建造されたもので、1995年の阪神・淡路大震災で半壊したが、工費約1,280万円をかけ、8ヶ月の工事で復興したとのことである。1996年(平成8年)国の登録文化財として登録された。ロマネスク様式のクラシックな建物で、重厚なアーチや尖塔、切妻屋根、美しいバラ窓など多くの見所がある。使われている煉瓦が、どちらかというと規格外の歪なものばかりなのは、建設費削減のためなのか、それとも意匠的なものなのか専門家のご見解をお聞きしたいものである。