舞鶴市立赤れんが博物館
(旧舞鶴海軍兵器廠魚形水雷庫)
所在地 浜2011
構 造 鉄骨れんが造2階建
建築年代 明治36年
舞鶴市指定文化財
 赤れんが博物館は、平成5年(1993)11月に世界でも初めてという、「れんが」をテーマとした博物館として開館した。建物は、旧舞鶴海軍兵器廠魚形水雷庫として、日露戦争直前の明治36年(1903)に建設された鉄骨れんが造2階建の倉庫で、本格的な鉄骨構造のれんが構築物としては、わが国に現存する最古級のものとされ、市指定文化財となっている。
 鉄骨には、「CARNEGIE」の刻印があり、米国カーネギー社の鋼材を輸入したものであり、れんがの積み方も珍しいフランス積となっている。
 れんが倉庫の改修については、指定文化財の枠組みの中で改修を行うこととし、「復元と活用」をテーマに取り組まれた。内壁は当初の漆喰仕上げなどに復元。建物自体が展示物となるよう、木造の柱、梁、2階の床等はそのまま活かして、展示の一部として活用を図っている。
1階展示室
 1階は、インダス文明のモエンジョ・ダロ遺跡のれんがなど四大文明のれんがを中心に、世界のれんがを紹介。
2階展示室
 2階は、天平時代から現在までの日本のれんがの歩みと舞鶴市内に残るれんが建造物を紹介。
ホフマン式シアター
 日本のれんが製造の主流であったホフマン式輪窯をシアター用に再現。
  
昭和47年当時の魚形水雷庫(赤れんが博物館)周辺の状況、右から大砲庫、水雷庫、魚形水雷庫 改修前
改修前(1階) 復元された階段

舞鶴の近代化遺産INDEX