旧岡田橋    


    旧岡田橋

整備前の岡田橋
   


  
 旧岡田橋は、加佐郡大江町と舞鶴市の境界から国道175号線を少し北上したところにある。
 明治21年(1888)年に舞鶴市岡田由里を流れる由良川支流の岡田川に架けられた石造単アーチである。この橋は、京都府の技術者の手により進められた「京都宮津間車道開鑿工事」によって建造された石橋のひとつで、現在では、舞鶴市の旧岡田橋と亀岡市の王子橋の二つが残っている。
 府が昭和62年に、道路が狭く通行のネックになるため、すぐ下に新しい橋を建設し、それに伴い旧橋を撤去する計画で、業者への発注までしていた。
 しかし、地元の人たちが保存会をつくり、取り壊し計画の撤回を府に陳情。府も急きょ計画を変更して、保存することになり、平成8年に歴史と水に親しむ「旧岡田橋河川水辺公園」として整備され、平成10年3月には京都府の文化財に指定されている。
 舞鶴市内には数多くの近代化遺産が残っているが、これまで文化財として指定等されているのは、赤れんが博物館の建物とこの岡田橋だけだったと思う。ちよっとさびしい気がする。

  


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