ガウディの時代はホフマン窯はドイツから、フランスからはトルネー窯(帰還の意味)がカタルーニャに導入されて時代の要求していた大量の消費に対応しようとしていた。窯こそ近代化させてはいるが、現在でも伝統的な製法を使ったれんが業者がカタルーニャには残っていて、昔ながらの手仕事で作業をしている。土を捏ね、手で型にはめ、抜き、これを半なまに乾かして窯に入れ、焼いて固くするという作業が綿々と続けられ、デザイナーたちの想像力を待ちわびている。特殊な工法を使う必要もなく、それでいて肌触りのよい建物ができ、立派な仕上げにするには大理石などの材料で覆えば宮殿にも早変わりしてしまう。
1)れんがになる前の土 2)粘土と砂を混ぜる機械
3)粘土と砂を調合して水と混ぜる 4)型にこれを入れてかたちを整える
5)地面において型から抜く 6)生乾きの時に周辺のむくれた部分のかたちを整える
  
7)立てて反対側も乾かす   
8)日除けのあるところに置いて窯に入るのを待つ