赤煉瓦倶楽部・舞鶴

「赤煉瓦サマージャズイン舞鶴98」盛会裏に終えて
 1993年(平成3)年に始まった赤煉瓦倉庫群野外でのジャズ祭も、今年で第8回を 迎え盛大に開催しましたので、2日間の模様を報告します。
 初日の8月8日(土)は、あいにく開催直後から降り出した小雨が終演まで降り止まず、残念な天候となりました。しかし、アメリカ西海岸からこのジャズ祭のために駆けつけてくれた世界的ジャズフルート奏者のヒューバート・ロウズ目当ての観客にとっては、雨なんか何のその。ほとんど席を立つ人もなく、2部に登場した伊藤君子の「ラブ・フォー・ セール」「ラブ」などムードあふれ華麗な声量ある歌声に酔いしれました。
 2日目の9日(日)は、幸い、朝まで降り続いた雨も上がり、真夏日の好天となりまし た。1部に登場した横山達治グループのラテンジャズは演奏開始から軽快なリズムとリー ダー横山の底抜けに明るい駄洒落で会場は大爆笑。高橋ゲタ夫が「すい星」を、語りと歌 で熱演。更にサルサの老舗バンド「オルケスタ・デル・ソル」のボーカルで人気を博した 「やまもときょうこ」が登場するや観客総立ちのるつぼと化しました。
 興奮醒めやまぬまま休憩後の2部に突入、お待ちかね、世界に誇る「山下洋輔」の登場。赤煉瓦ジャズ祭出演が5年ぶりとあって、舞鶴に寄せる氏の思い入れとも重なり、エネルギッシュな演奏と なりました。
 今年のカンヌ映画祭に特別上映招待された今村昌平監督映画「カンゾー先生」の音楽を山下洋輔が担当したとあって、全員固唾を飲んで挑みました。「ドクター・カンゾー〜メインテーマ」「ソノコ・ブルース」と2曲を聞き終わり、なるほど山下らしい仕上がりと思ったのは私だけか。今秋の上映が待たれます。エンディングは自らクルディシュ地方の曲のルーツを辿ったという「クルディシュ・ダンス」の軽快なリズムで最高潮に達しました。
 最後まで温かい声援を送ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。また、年明けからこの日のために、多忙な中、精力的に取り組んでいただいた実行委員会の皆さ ん、本当にご苦労様でした。(カーサ・BABA)
実行委員のみんな(リハーサル中) 5時50分開場
ヒューバート・ロウズ&トリオ・ウエスト98 会場
山下洋輔スペシャルグループ(気合い入ってます。)
やまもときょうこさん 横山達治さんの乾杯で  お疲れさま〜〜〜

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